私はホームページ制作の仕事を10年以上やってきましたが、いまだによく聞かれるのが「SEOって見た目関係あるの?」という質問です。
結論から言うと――あります。
しかも、かなり影響します。
今回は、入間市の整骨院の事例を交えながら、なぜ“見た目=デザインの質”が検索順位や集客に直結するのかをわかりやすく解説します。
⸻
確かに、検索順位を決める大きな要素は、
などの“技術的な中身”です。
しかし、Googleは「ユーザーがそのページで何をしたか」を細かく見ています。
たとえば、
などのユーザー行動がすべて“評価指標”になります。
つまり、見た目が悪いと「すぐ戻られる」→評価が下がる=SEOが落ちるという流れが普通にあるんです。
⸻
入間市の某整骨院(仮名)は、もともと無料テンプレートで作られたホームページを使用しており、検索順位は悪くないものの、お問い合わせがほぼゼロという状況でした。
ヒアリングの中で気づいたのは、
という“見た目”の問題。
そこで弊社では、以下のような改善を行いました。
項目 改善前 改善後
トップページ テキスト中心・縦長 写真とアイコンで視認性UP
料金案内 一覧がなく、見つけにくい 表でわかりやすく配置
院内写真 画質が粗く少ない プロ撮影で清潔感ある写真に
スマホ表示 レイアウト崩れあり 完全モバイル対応に
その結果、平均滞在時間が約2.5倍に増加し、月間のお問い合わせ件数も2倍近くにアップしました。
Googleアナリティクス上でも、直帰率が下がり、他ページへの遷移も増加。
つまり、「見た目が良くなることで、SEOにもユーザーにも好かれる」状態が生まれたのです。
⸻
デザインとSEOは、一見別物に見えて、実は**「切っても切れない関係」**にあるということです。
⸻
これらは、どれもユーザーの離脱を生み、SEO評価を落とす要因になります。
「古いから悪い」ではなく、「今のユーザーにとって親切じゃない」が問題なのです。
⸻
デザインといっても、凝ったものを作る必要はありません。
情報が正しく伝わり、信頼される見た目があれば十分なんです。
⸻
「SEOは文字とコードだけで勝負」と思われがちですが、実はデザインの質こそが順位を分けるポイントだったりします。
見やすい、使いやすい、信頼できる。
この3つを満たしたデザインが、郊外の整骨院や飲食店、学習塾などの検索集客において、圧倒的な差を生みます。
まずはスマホで自社サイトをチェックしてみてください。
「ここ、ちょっと見づらいな」と思ったら、それが改善のチャンスです。