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「デザインなんて関係ない」は間違い?整骨院で実感した“見た目”がSEOに効く理由|入間市の事例

 

私はホームページ制作の仕事を10年以上やってきましたが、いまだによく聞かれるのが「SEOって見た目関係あるの?」という質問です。

 

結論から言うと――あります。

しかも、かなり影響します。

 

今回は、入間市の整骨院の事例を交えながら、なぜ“見た目=デザインの質”が検索順位や集客に直結するのかをわかりやすく解説します。

 

 

◆ SEOは“見た目”より“中身”って本当?

 

確かに、検索順位を決める大きな要素は、

  • キーワードの最適化
  • サイト構造の整備
  • モバイル対応
  • ページスピード

 

などの“技術的な中身”です。

 

しかし、Googleは「ユーザーがそのページで何をしたか」を細かく見ています。

たとえば、

  • ページに来たけどすぐに戻った(直帰率)
  • どれくらいスクロールしたか
  • 他のページに移動したか

 

などのユーザー行動がすべて“評価指標”になります。

 

つまり、見た目が悪いと「すぐ戻られる」→評価が下がる=SEOが落ちるという流れが普通にあるんです。

 

 

◆ 入間市の整骨院:デザインリニューアルで問い合わせ2倍に!

 

入間市の某整骨院(仮名)は、もともと無料テンプレートで作られたホームページを使用しており、検索順位は悪くないものの、お問い合わせがほぼゼロという状況でした。

 

ヒアリングの中で気づいたのは、

  • 情報がごちゃごちゃして見にくい
  • メニューや料金が探しづらい
  • 写真が古く、信頼感に欠ける

 

という“見た目”の問題。

 

そこで弊社では、以下のような改善を行いました。

 

項目 改善前 改善後

トップページ テキスト中心・縦長 写真とアイコンで視認性UP

料金案内 一覧がなく、見つけにくい 表でわかりやすく配置

院内写真 画質が粗く少ない プロ撮影で清潔感ある写真に

スマホ表示 レイアウト崩れあり 完全モバイル対応に

 

その結果、平均滞在時間が約2.5倍に増加し、月間のお問い合わせ件数も2倍近くにアップしました。

Googleアナリティクス上でも、直帰率が下がり、他ページへの遷移も増加。

つまり、「見た目が良くなることで、SEOにもユーザーにも好かれる」状態が生まれたのです。

 

 

◆ デザインの質がSEOに与える具体的な影響

 

  1. 滞在時間が長くなる → 高評価
  2. 直帰率が下がる → 検索順位が安定する
  3. ページの巡回率が上がる → 内部リンク評価が高まる
  4. スマホユーザーが離脱しにくくなる → モバイルフレンドリー評価にプラス

 

デザインとSEOは、一見別物に見えて、実は**「切っても切れない関係」**にあるということです。

 

 

◆ 郊外ビジネスでありがちな“やってしまいがち”なデザインミス

 

  • 昔作ったサイトをそのまま10年放置
  • 写真が小さくて画質も粗い
  • メニューやサービス内容がPDF形式
  • 色使いやフォントがチラシ風でゴチャゴチャ

 

これらは、どれもユーザーの離脱を生み、SEO評価を落とす要因になります。

「古いから悪い」ではなく、「今のユーザーにとって親切じゃない」が問題なのです。

 

 

◆ プロでなくてもできる“デザイン改善”3ステップ

 

  1. スマホで見て「読みにくい」と感じた箇所を洗い出す
  2. 無料のCanvaなどで図解やアイコンを活用する
  3. 写真はできれば新しく撮り直し(スマホでも可)

 

デザインといっても、凝ったものを作る必要はありません。

情報が正しく伝わり、信頼される見た目があれば十分なんです。

 

 

◆ まとめ:SEOで勝ちたければ、見た目も整えよう

 

「SEOは文字とコードだけで勝負」と思われがちですが、実はデザインの質こそが順位を分けるポイントだったりします。

 

見やすい、使いやすい、信頼できる。

この3つを満たしたデザインが、郊外の整骨院や飲食店、学習塾などの検索集客において、圧倒的な差を生みます。

 

まずはスマホで自社サイトをチェックしてみてください。

「ここ、ちょっと見づらいな」と思ったら、それが改善のチャンスです。