デザインを考える。
「デザインってなんですか?」
そう聞かれたとき、私たちはきっと、少し考え込みます。
見た目をきれいにすること?
オシャレなフォントや色を選ぶこと?
目立つ広告を作ること?
もちろん、どれも正解の一部です。
でも本当に大切なのは、「何のためにデザインするのか」を考えること。
“デザインを考える”ことが、すべてのスタートだと、私たちは思っています。
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どれだけカッコいいデザインでも、伝えたいことが伝わらなければ意味がありません。
チラシでも、ホームページでも、名刺ひとつとってもそうです。
この「伝え方の設計」こそが、デザインの本質です。
見た目はその“手段”にすぎません。
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私たちは日々、ロゴやチラシ、Webサイトなどいろいろなデザインに関わっています。
その中で強く感じるのは、「かっこいい」より「しっくりくる」デザインのほうが、ずっと愛され、長く使われるということ。
お客様自身が「これは自分たちらしい」と思えるか。
見る人にとって「なんだか心地いい」と感じてもらえるか。
デザインは「情報を整えること」でもあり、「人の気持ちに寄り添うこと」でもあるのです。
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デザイン制作では、いきなりソフトを開いて作り始めることはしません。
まず、ヒアリングや整理の時間をしっかりとるようにしています。
話していくうちに、本人さえ気づいていなかった「軸」が見えてくることもあります。
そこからはじめて、“意味のあるデザイン”ができると私たちは考えています。
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デザインは魔法ではありません。
でも、考えることで、人に伝わるチカラを持つようになります。
色、形、言葉、余白、動き、質感。
一つひとつにちゃんと理由がある。
そこに、ちゃんと想いがある。
「デザインを考える。」
それは、誰かに伝えたいことを、ちゃんと伝えるための、静かで確かな一歩です。
私たちは、そんな一歩に寄り添うデザインを届けたいと思っています。